吉崎御坊
先日、寺族青年会の研修で
福井県の吉崎御坊に行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが
ここは蓮如上人が吉崎におられた時代
嫁脅しの物語が有名です。
お寺に通う嫁が気に入らない姑は
鬼の面を顔につけ、身には白い着物を着て
夜道で待ち伏せし嫁を脅すと
その鬼のお面が顔にくっついて離れません・・
嫁のすすめでお念仏を唱えると
鬼のお面が顔から剥がれ落ちます・・。
その鬼のお面が
願慶寺に残されていました。
念仏者として、このお話を味わいさせていただいた時
日暮の中で縁が重なれば鬼の角が生えてくる
この私こそ、阿弥陀如来の救いの目当てでありましたと
気づいていくことが大切ではないでしょうか。
いつの時代も嫁姑問題って・・・。ですね。
ではでは。